リ・ビンユアン

濁流の滝に向かって、小さい画板を、ときに押し流されながらも懸命に掲げ続ける映像《画板 100 x 40》。意味のない行為でも、轟音の中、水しぶきをあげながら渾身の力で踏ん張る作家の8分 54 秒のパフォーマンスに思わず見入ってしまいます。古い石橋の上を、こちら側からあちらへ、そしてまたこちらへと、側転をしながら移動するパフォーマンス《橋が壊れるまで》は、2012 年から毎年記録され、2020 年の今年まで 9 本の映像になっています。橋は側転で壊れるようには見えませんが、淡々と行為を続ける作家の姿が印象的です。









作品《橋が壊れるまで》
パフォーマンス映像(継続中)、2012年~